GW明け、髪を切った日。ある30代女性の小さな変化
2026.05.02 コラム
公開日:2026.05.02 / 更新日:2026.05.02
GW(ゴールデンウィーク)明けの最初の出勤日のことです。久しぶりにご来店くださった30代のお客様の表情が、ずっと心に残っています。
仕事と育児で「自分のケアは後回し」になりやすい年代だからこそ、鏡の前で過ごす数時間がそっと特別な時間に変わる。今日はそのときに私が感じたことを、ひとつの変化ストーリーとしてお話させてください。
「久しぶりです」の一言から始まった日
その方は、お子さまがまだ小さく、ご自身の予約はいつも後回しになりがちな方でした。前回のご来店から半年以上ぶりです。
「やっと自分の時間が取れて」と、少し申し訳なさそうに笑っておられました。
私たちのサロンには、毎月この方のように「久しぶりに自分の時間が取れた」というお客様がたくさんいらっしゃいます。1日に5〜6人の30代女性を担当させていただくなかで、半年に一度しか来られないという方も決して珍しくありません。
仕事と家事と育児の合間で、自分のケアは一番後ろに回ってしまう。鏡の前にゆっくり立つこと自体が、贅沢になっている方が本当に多いと感じます。
シャンプー台で、ふっと力が抜けた瞬間
カウンセリングでは「とにかく重たいから軽くしたい」とおっしゃっていました。けれどシャンプー台にお通ししたとき、目を閉じた瞬間に、肩の力がすっと抜けたのが見えたのです。
「わ、気持ちいい…」と小さくこぼされた一言に、こちらまで胸がいっぱいになりました。
頭皮に触れていると、その日の疲れや力みが手に伝わってきます。「軽くしたい」と話される方ほど、頭皮も体もパンパンに張っているということを、現場で毎日感じています。
特別な施術でなくても、ただていねいに洗うだけで、頭の中が静かになっていく方は本当に多いです。
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