食べるヘアケア|髪に良い食べ物と栄養素を美容師が解説
2026.07.30
髪は「食べたもの」から作られている
トリートメントやヘアオイルなど、外側からのケアは大切です。でも、髪そのものを作っているのは、私たちが毎日食べているもの。栄養が足りなければ、どんなに良いヘアケア製品を使っても、根本的な改善にはつながりません。
今回は、美しい髪を育てるために積極的に摂りたい栄養素と、おすすめの食べ物をご紹介します。
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質
髪の約80〜90%はケラチンというタンパク質で構成されています。タンパク質が不足すると、髪が細くなる、ツヤがなくなる、切れ毛が増えるといったトラブルが起きやすくなります。まずはタンパク質をしっかり摂ることが、ヘアケアの土台です。
髪に良い5大栄養素
1. タンパク質|髪の材料そのもの
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品に豊富に含まれます。特に卵は、ビオチンや亜鉛など髪に必要な他の栄養素もバランスよく含んでいるスーパーフードです。
2. 亜鉛|ケラチンの合成を助ける
亜鉛はタンパク質をケラチンに変換する際に不可欠なミネラルです。牡蠣、牛肉、ナッツ類、チーズなどに含まれます。不足しやすい栄養素なので、意識的に摂ることが大切です。
3. 鉄分|頭皮への酸素供給
鉄分は血液中のヘモグロビンの材料。鉄分が不足すると、頭皮に酸素が十分に届かず、毛根の活動が低下します。レバー、赤身の肉、ほうれん草、ひじきなどがおすすめです。
4. ビタミンB群|細胞の代謝を促進
ビタミンB2、B6、ビオチンは、毛母細胞の代謝を活性化し、健康な髪の成長を促します。豚肉、バナナ、アボカド、納豆などに含まれます。
5. ビタミンE|血行促進と抗酸化
ビタミンEは血行を促進し、頭皮の血流を改善します。さらに抗酸化作用があるため、頭皮の老化を防ぐ効果も。アーモンド、かぼちゃ、アボカド、オリーブオイルに豊富です。
忙しい人でもできる食事の工夫
朝食に卵とナッツをプラス
完璧な食事を毎食用意するのは難しいもの。まずは朝食にゆで卵1個とナッツひとつかみを追加するだけでも、タンパク質・亜鉛・ビタミンEをまとめて摂れます。
コンビニでも選べる髪に良い食品
サラダチキン、ゆで卵、ミックスナッツ、豆乳、バナナ——コンビニで手に入るものでも、髪に良い食品はたくさんあります。外食が多い方は、サイドメニューで栄養バランスを補う意識を持つだけで変わります。
まとめ|「食べるヘアケア」で内側から変わる
外側のケアに加えて、食事からのインナーケアを取り入れると、髪のコンディションは確実に変わっていきます。即効性はありませんが、2〜3ヶ月続けると新しく生えてくる髪の質に違いが出てきます。
「美しい髪は健康な体から」。毎日の食事にほんの少し意識を向けることが、未来の髪への投資になります。
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参考文献
📚 日本毛髪科学協会
📚 厚生労働省 理容師美容師試験研修センター
⚠️ 本記事の内容は美容・ケアの一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的診断・治療を代替するものではありません。症状が改善しない場合や気になる変化がある場合は、皮膚科等の専門医への相談をおすすめします。
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