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SPECIAL COLUMN

頭皮のベタつき、夏こそ見直して|原因と正しいケア方法

2026.06.30   

頭皮のベタつき、夏こそ見直して|原因と正しいケア方法

公開日:2026.06.30 / 更新日:2026.06.30

夏になると、夕方ごろに頭皮がベタつく感じがしませんか。
朝しっかりシャンプーしたのに、午後にはなんだか頭が重い。
ニオイも気になって、人との距離が少し怖くなる——そんな声を、サロンでもよく耳にします。

この記事では、夏の頭皮がベタつく原因を美容師の視点からやさしく解説します。
自分でできるケアの見直しから、サロンだからこそできるアプローチまで、
今日から取り入れられるヒントをお届けします。

UNBIRTHDAY広報担当 現役美容師 プロフィール

この記事の執筆者

株式会社UNBIRTHDAY 広報担当/現役美容師。美容師歴7年、ヘアケア・頭皮ケア・カラーが得意領域。神戸・三宮〜北野エリア4店舗(UNBIRTHDAY/CHIKI/if/SPACIUM)で日々お客様の髪と向き合っています。

夏に頭皮がベタつく原因とは?皮脂と汗のメカニズム

「夏だからベタつくのは仕方ない」と思っていませんか。
たしかに、気温が上がると頭皮の皮脂分泌量は増えます。
日本皮膚科学会の資料でも、皮脂量は気温の上昇とともに増加すると報告されています。
でも、ベタつきの原因は「暑さ」だけではないんです。

私たちが毎日サロンでお客様の頭皮を見ていて感じるのは、
ベタつきに悩んでいる方の約6割が「洗いすぎ」を起こしているということです。
1日に2回シャンプーしたり、洗浄力の強いシャンプーを使い続けたりすると、
必要な皮脂まで取りすぎてしまいます。

皮脂が増える仕組みと「リバウンド」の正体

頭皮は、肌と同じように皮脂膜というバリアで覆われています。
シャンプーで皮脂をすっかり取り除くと、頭皮は「守りが足りない」と感じます。
すると、かえって皮脂を大量に分泌して取り戻そうとするんです。
これが「皮脂のリバウンド」と呼ばれる状態です。

夏場はただでさえ皮脂量が増えやすい時期。
そこに洗いすぎが加わると、ベタつき→気になって洗う→さらにベタつく、
という悪循環に陥りやすくなります。
当店でも、この「洗いすぎスパイラル」に入っているお客様は少なくありません。

ベタつきだけじゃない、夏の頭皮ニオイの原因

ベタつきと一緒に気になるのが、頭皮のニオイですよね。
実は、皮脂そのものは無臭です。
ニオイの正体は、皮脂が常在菌(もともと頭皮にいる微生物)によって分解されるときに発生するもの。
つまり、皮脂が過剰に残る環境がニオイの温床になるんです。

サロンに来てくださる30代のお客様で、
「夕方になると自分の頭のニオイが気になって仕事に集中できない」
とおっしゃった方がいました。
マイクロスコープ(頭皮を拡大して見る機器)で見てみると、
毛穴に古い皮脂が詰まっていて、頭皮全体が少し赤くなっていたんです。

洗えていないのではなく、洗い方のバランスが崩れている。
この違いを知るだけで、ケアの方向性はがらりと変わります。

自分でできる夏の頭皮ベタつきケア|今日から見直せる4つのこと

頭皮のベタつきケアは、特別な道具がなくても始められます。
毎日の習慣をほんの少し見直すだけで、頭皮環境は変わっていきますよ。
ここでは、私自身も実践している4つのポイントをご紹介しますね。

ステップ1:シャンプー前の「予洗い」を2分に伸ばす

シャンプーをつける前に、お湯だけで頭皮を洗う「予洗い(よあらい)」。
多くの方が30秒ほどで済ませていますが、理想は2分程度です。
38度前後のぬるめのお湯で、指の腹を使って頭皮全体を流してください。

予洗いだけで汚れの約7割は落ちると言われています。
しっかり予洗いができれば、シャンプーの泡立ちもよくなります。
結果として、少ない洗浄剤で済むので頭皮への負担も減りますよ。

ステップ2:シャンプーは「頭皮を洗う」意識で

髪を泡立てることに集中して、頭皮をきちんと洗えていない方は多いです。
シャンプーの目的は、髪ではなく「頭皮の汚れと余分な皮脂を落とすこと」。
指の腹を頭皮に密着させ、小さな円を描くようにマッサージするように洗いましょう。

爪を立てるのはNGです。
爪で頭皮を傷つけると、傷口から菌が入りやすくなります。
私も新人の頃、シャンプー練習で先輩から「指の腹で洗えていない」と
何度も指摘された記憶があります。
それくらい、意識しないと爪が当たってしまうものなんですよね。

ステップ3:すすぎは「もう十分」からさらに30秒

シャンプーのすすぎ残しも、ベタつきの大きな原因です。
泡が見えなくなったところで「もう大丈夫」と思いがちですが、
実は頭皮にはまだシャンプーの成分が残っていることがあります。

「もう十分かな」と感じてから、さらに30秒すすぎを続けてみてください。
特に、耳の後ろ・えり足・生え際は残りやすいポイントです。
すすぎを丁寧にするだけで翌朝の頭皮の軽さが変わった、
というお客様の声は何度もいただいています。

ステップ4:ドライヤーは根元から、8割乾かす

自然乾燥は頭皮の常在菌が増殖しやすく、ニオイの原因になります。
シャンプー後は、なるべく早くドライヤーで乾かしましょう。
ポイントは「毛先」ではなく「根元」から風を当てること。

根元を先に乾かすと、頭皮の余分な水分がなくなり、菌の繁殖を防げます。
8割ほど乾いたら、冷風に切り替えて仕上げるのがおすすめです。
冷風をあてることでキューティクルが閉じ、髪のツヤも出やすくなりますよ。

食事と生活習慣の見直しも大切です

皮脂の分泌量は、食事にも影響されます。
脂っこいもの、甘いもの、アルコールの摂りすぎは皮脂を増やす傾向があります。
ビタミンB2やB6を含む食材(レバー、納豆、バナナなど)は
皮脂のコントロールを助けてくれると言われています。

また、睡眠不足やストレスもホルモンバランスを乱し、皮脂過剰の原因に。
「ケアを頑張っているのにベタつきが治まらない」という方は、
生活リズム全体を少し振り返ってみるのもいいかもしれません。

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頭皮や髪にまつわる、皆さんの日常をより良くする情報を発信中です✨

ぜひ取り入れてみてくださいね!

サロンだからできる頭皮ベタつきケア|ヘッドスパの実力

セルフケアだけでは落としきれない頭皮の汚れがあります。
毛穴の奥に詰まった古い皮脂や角質は、日々のシャンプーだけでは取り除きにくいもの。
ここでは、サロンでのプロのケアについてお話ししますね。

UNBIRTHDAYのヘッドスパで実際に変わったお客様の声

先日、30代後半・会社員のお客様がヘッドスパを初めて体験されました。
「夏になると毎年、頭皮のベタつきとニオイが気になっていた」とのことでした。
施術前にマイクロスコープで頭皮を確認すると、
毛穴の周りに皮脂の固まりが複数見られました。

クレンジング剤で毛穴の皮脂を浮かせ、丁寧にマッサージしながら除去。
その後、保湿成分を補いながら頭皮環境を整えていきます。
施術後、同じマイクロスコープで見比べたときに
「こんなに違うんですね」と驚かれていました。

2週間後にいらしたときには
「夕方のベタつきが気にならなくなった」
「頭皮が軽くなった感じがする」とおっしゃっていました。
もちろん1回で根本的に解決するわけではありませんが、
頭皮環境がリセットされると、日々のセルフケアの効果も出やすくなります。

ヘッドスパはどのくらいの頻度がいいの?

頭皮の状態にもよりますが、月1回のペースで続けるのがおすすめです。
頭皮のターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)は約28日と言われています。
そのサイクルに合わせて定期的にケアすることで、
ベタつきにくい頭皮環境を維持しやすくなります。

UNBIRTHDAYでは、お客様一人ひとりの頭皮状態に合わせた施術を行っています。
「ベタつきが特に気になる」「ニオイを何とかしたい」など、
気になることがあればカウンセリングのときに気軽にお伝えくださいね。
神戸・三宮〜北野エリアの各店舗でお待ちしています。

シャンプー選びもプロに相談してみて

ドラッグストアに行くと、数え切れないほどのシャンプーが並んでいますよね。
「どれを選べばいいかわからない」というお声は、私たちもよく聞きます。
実は、シャンプーには洗浄成分の違いで大きく分けて3種類あります。

高級アルコール系(洗浄力が強い)、アミノ酸系(やさしい洗い心地)、
ベタイン系(低刺激)の3つです。
夏のベタつきが気になる方は「アミノ酸系」が基本的にはおすすめです。
洗浄力がマイルドなぶん、必要な皮脂を残しながら汚れを落としてくれます。

ただし、頭皮の状態は人それぞれ。
当店では、COTA(コタ)のシャンプーを取り扱っていて、
髪質や頭皮のコンディションに合わせたものをご提案しています。
「自分に合うシャンプーがわからない」という方こそ、
一度プロに相談してみてほしいなと思います。

夏の頭皮ベタつき・ニオイケアのよくある質問(FAQ)

Q1. 朝と夜、1日2回シャンプーしてもいいですか?

基本的には、1日1回で十分です。
2回洗うと皮脂を取りすぎてしまい、かえってベタつきやすくなることがあります。
どうしても朝もすっきりしたいときは、お湯だけの湯シャンにとどめるのがおすすめです。
朝のシャンプーを湯シャンに変えたお客様から
「午後のベタつきが減った」というお声をいただくことは多いです。

Q2. 夏だけベタつくのは普通ですか?

気温と湿度が上がる夏は、誰でも皮脂量が増えやすくなります。
季節的なベタつきであれば、シャンプー方法やすすぎの見直しで改善されるケースがほとんどです。
ただし、季節を問わずベタつきが続く場合や、フケ・かゆみを伴う場合は、
皮膚科への相談をおすすめします。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)など、肌のトラブルが隠れていることもあるからです。

Q3. ヘッドスパは敏感肌でも受けられますか?

はい、基本的には受けていただけます。
UNBIRTHDAYでは、施術前に頭皮の状態を確認しています。
敏感肌の方やアレルギーがある方には、使用する製品を調整して対応しています。
事前にカウンセリングでお肌の状態をお伝えいただければ、
安心して受けていただけるように準備いたしますね。

Q4. 頭皮のニオイは自分で気づけますか?

自分の頭皮のニオイには、実は慣れてしまって気づきにくいことが多いです。
セルフチェックの方法として、指の腹で頭皮を軽くこすって嗅いでみてください。
枕カバーのニオイを確認するのも目安になります。
気になったら、次回サロンにいらしたときに遠慮なくご相談くださいね。

Q5. 頭皮用の化粧水やトニックは使ったほうがいいですか?

頭皮も肌と同じように、洗った後の保湿はとても大切です。
特に、洗浄力の強いシャンプーを使っている方は頭皮が乾燥しやすく、
乾燥を補うためにかえって皮脂が出やすくなるケースがあります。
頭皮用のローションやトニックで水分を補うことで、
皮脂バランスが整いやすくなりますよ。

まとめ:夏の頭皮ケアは「取りすぎない」がキーワード

夏の頭皮のベタつき・ニオイ、気になりますよね。
でも、その対策として「もっとしっかり洗おう」とするのは逆効果になることが多いです。

大切なのは、「取りすぎない」こと。
予洗いを丁寧にして、指の腹でやさしく洗い、すすぎを十分に。
シャンプー後はしっかりドライヤーで乾かす。
そして月に1度、サロンのヘッドスパで頭皮環境をリセットする。

この小さな積み重ねが、夏の頭皮を心地よく整えてくれます。
自分の頭皮に少し意識を向けてあげるだけで、日々の快適さが変わりますよ。

頭皮のことで気になることがあれば、いつでもサロンでご相談くださいね。
なんでもない日が、少し軽やかになりますように。

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参考文献・出典

⚠️ 本記事の内容は美容・ケアの一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的診断・治療を代替するものではありません。症状が改善しない場合や気になる変化がある場合は、皮膚科等の専門医への相談をおすすめします。

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UNBIRTHDAY広報担当 現役美容師 プロフィール

執筆:UNBIRTHDAY 広報担当

株式会社UNBIRTHDAYに勤める現役美容師兼広報担当。美容師歴7年。得意領域はヘアケア・頭皮ケア・カラー。

神戸・三宮〜北野エリアの4店舗(UNBIRTHDAY/CHIKI/if/SPACIUM・スタッフ16名)で日々お客様の髪と向き合いながら、ポッドキャスト「あつまれ!ふかふか頭皮さん」の制作にも携わっています。

株式会社UNBIRTHDAY(創業2015年・神戸市中央区)|公式サイト

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