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SPECIAL COLUMN

パーマの持ちを良くする方法|美容師が教えるホームケアと長持ちの秘訣

2026.05.16    ヘアケア

パーマの持ちを良くする方法|美容師が教えるホームケアと長持ちの秘訣

こんにちは!神戸・元町の美容室UNBIRTHDAY広報のミナミです。日頃サロンでお客さまと接していると、「パーマをかけたのに、もう取れてきた気がする…」というお悩みを本当によくいただきます。せっかく時間とお金をかけて手に入れたカール、できるだけ長くキープしたいですよね。

実は、パーマの持ちはサロンでの施術だけでなく、その後のホームケアによって大きく左右されます。正しいケアを知っているかどうかで、パーマの持続期間が数週間も変わることがあるんです。今回は、現役美容師の視点から、パーマを長持ちさせるための具体的な方法をたっぷりお伝えしていきます。毎日のちょっとした工夫で、サロン帰りのようなカールを長く楽しめるようになりますよ。

この記事では、パーマが取れてしまう原因から、洗い方・乾かし方・スタイリング・睡眠時のケアまで、日常生活で実践できるポイントを網羅的にご紹介します。私自身もパーマをかけることが多いので、実際に効果を実感しているケア方法ばかりです。ぜひ最後まで読んで、明日からのヘアケアに取り入れてみてくださいね。

そもそもなぜパーマは取れてしまうの?原因を知ろう

パーマの持ちを良くするためには、まず「なぜパーマが取れてしまうのか」を理解することが大切です。原因を知ることで、日々のケアで気をつけるべきポイントが見えてきます。

パーマの仕組みと髪内部の変化

パーマは、髪の毛の内部にあるタンパク質の結合(シスチン結合)を一度切断し、ロッドに巻いた状態で再結合させることでカールの形を作っています。つまり、髪の内部構造そのものを変化させている施術なんです。この再結合がしっかりと定着するまでには、施術後48時間程度かかると言われています。

しかし、この結合は永遠に続くものではありません。日々の生活の中で受けるさまざまなダメージによって、少しずつ結合が緩み、カールが弱くなっていきます。特に、髪がもともとダメージを受けている場合は、結合自体が不安定になりやすく、パーマの持ちが悪くなる傾向があります。

パーマが取れやすくなる主な原因と髪質の関係

パーマが早く取れてしまう原因は、大きく分けて以下のようなものがあります。まず、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用です。市販のシャンプーの中には、洗浄力が非常に強いものがあり、パーマの結合を緩める原因になります。次に、施術直後の誤ったケアです。パーマをかけた当日や翌日に、ゴシゴシと髪を洗ったり、引っ張るようにブラッシングしたりすると、まだ定着しきっていないカールが崩れてしまいます。

また、熱によるダメージも大きな要因です。高温のドライヤーやヘアアイロンを頻繁に使うと、髪の毛のタンパク質が変性し、パーマのカールが伸びてしまいます。さらに、紫外線によるダメージ、乾燥、摩擦なども見逃せません。日常的に髪が受けるこれらの負担が積み重なることで、パーマの持ちは確実に悪くなっていきます。

そして、パーマの持ちはもともとの髪質によっても大きく異なります。一般的に、太くてしっかりした髪質の方はパーマがかかりにくい反面、一度かかると長持ちする傾向があります。逆に、細くて柔らかい髪質の方はパーマがかかりやすいですが、取れるのも早い場合があります。カラーリングやブリーチを繰り返している髪は、キューティクルが開きやすく、パーマ液の成分が流出しやすい状態になっています。こうしたダメージ毛の場合は、より丁寧なホームケアが必要です。UNBIRTHDAYでは、お客さま一人ひとりの髪質やダメージレベルを見極めた上で、最適なパーマの種類や薬剤を選定していますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

パーマを長持ちさせるシャンプー&洗い方のコツ

パーマの持ちに最も大きく影響するのが、毎日のシャンプーです。正しい洗い方とシャンプー選びで、カールの美しさを格段に長くキープできます。ここでは、具体的な方法をお伝えしますね。

パーマ当日〜48時間のシャンプーはどうする?

パーマをかけた当日は、できればシャンプーを控えていただくのがベストです。先ほどお伝えしたように、パーマの結合が完全に定着するまでには約48時間かかります。その間にシャンプーをすると、まだ不安定な状態の結合が緩んでしまう可能性があるんです。

「でも、パーマ液の匂いが気になる…」という方も多いですよね。そんなときは、お湯だけで軽くすすぐ「湯シャン」がおすすめです。ぬるめのお湯(38度前後)で髪全体を優しくすすぐだけでも、匂いはかなり軽減されます。どうしてもシャンプーを使いたい場合は、パーマ後24時間以上空けてから、後述するアミノ酸系のシャンプーで優しく洗うようにしてください。

アミノ酸系シャンプーを選ぶ理由

パーマヘアには、アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーが断然おすすめです。アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮と同じ弱酸性の洗浄成分で作られているため、洗浄力がマイルドで、パーマの結合を必要以上に緩めることがありません。

成分表示を見るときは、「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルメチルタウリンNa」などの成分が上位に記載されているものを選びましょう。逆に、「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」が主成分のものは洗浄力が強すぎるため、パーマヘアには避けた方が無難です。お値段は少し上がりますが、パーマの持ちとのトレードオフを考えると、ぜひ投資していただきたいポイントです。

カールを守る正しい洗い方

シャンプーの種類だけでなく、洗い方もとても大切です。まず、シャンプー前に髪をしっかりとお湯で予洗いしましょう。2〜3分かけてぬるま湯で髪全体を濡らすと、汚れの約7割が落ちると言われています。これにより、シャンプーの使用量を減らすことができます。

シャンプーは手のひらでしっかり泡立ててから、頭皮を中心にマッサージするように洗います。このとき、毛先をゴシゴシこすったり、髪同士を強くこすり合わせたりするのは厳禁です。カールが伸びてしまう原因になります。毛先の汚れは、泡を優しく行き渡らせるだけで十分。すすぎはしっかりと、ぬるま湯で丁寧に行ってくださいね。

コンディショナーやトリートメントは、中間から毛先にかけてつけましょう。根元につけると、ボリュームがなくなってパーマのふんわり感が損なわれてしまいます。つけた後は目の粗いコームで優しく梳かし、2〜3分置いてからすすぐと、トリートメント成分がしっかり浸透しますよ。週に1〜2回は、洗い流さないトリートメントに加えて、集中補修タイプのヘアマスクを取り入れるのもおすすめです。髪の内部に栄養を補給することで、パーマの結合を守りながらカールの弾力を保つことができます。

ドライヤーの使い方でパーマの持ちが変わる!正しい乾かし方

パーマヘアの乾かし方は、カールの出方や持ちに直結する非常に重要なステップです。「自然乾燥がいいの?」「ドライヤーは使っていいの?」など、迷われる方も多いポイントですよね。ここでは、美容師がおすすめする正しい乾かし方をご紹介します。

タオルドライは「押し当てる」が正解

お風呂上がりのタオルドライは、パーマヘアにとってとても大切な工程です。ゴシゴシと拭くのは絶対にNG。濡れた髪はキューティクルが開いた状態で非常にデリケートなので、強い摩擦はカールを崩すだけでなく、髪のダメージにもつながります。

正しいタオルドライの方法は、タオルで髪を包み込むように「ポンポン」と押し当てて水分を吸い取ることです。マイクロファイバータオルを使うと、吸水性が高いのでさらに効果的。タオルドライ後の髪は、まだたっぷりと水分を含んでいる状態がベストです。ここで水分を取りすぎると、カールが伸びてしまうことがあるので注意しましょう。

ドライヤーの温度と風の当て方

パーマヘアを乾かすときは、ドライヤーの温度設定を「中温」または「弱風」にしましょう。高温の強風を至近距離で当てると、髪のタンパク質が変性し、パーマのカールが伸びてしまいます。ドライヤーは髪から20cm以上離して使うのが基本です。

乾かす順序も大切です。まずは根元から乾かしていきます。根元をしっかり乾かすことで、パーマのボリュームが出やすくなります。中間から毛先にかけては、カールを手のひらで持ち上げるようにしながら、下から風を当てて乾かします。毛先を引っ張りながら乾かすとカールが伸びてしまうので、握るように持ち上げるのがポイントです。

仕上げに冷風を全体に当てると、キューティクルが引き締まり、カールの形がきれいに固定されます。この「最後の冷風」は、ツヤを出す効果もあるので、ぜひ習慣にしてみてください。完全に乾ききる少し手前で、冷風に切り替えるのがベストなタイミングです。

ちなみに、「パーマだから自然乾燥の方がいいのでは?」というご質問をよくいただきますが、実は自然乾燥はおすすめできません。濡れた髪はキューティクルが開いた状態のため、そのまま放置すると髪内部の水分や栄養分がどんどん蒸発してしまいます。結果として、髪の乾燥やパサつきにつながり、パーマのカールも不均一になりがちです。また、濡れた状態で寝てしまうと、枕との摩擦でカールが潰れたり、変な癖がついてしまったりします。お風呂上がりは、できるだけ早くドライヤーで乾かすことを習慣にしましょう。忙しい夜でも、根元だけはしっかり乾かして、毛先は8割程度乾いた状態にしておくだけでも違いますよ。

スタイリング剤の選び方とカールを活かすセット方法

パーマの美しいカールを一日中キープするためには、スタイリング剤の選び方と使い方がカギを握ります。ここでは、パーマヘアにおすすめのスタイリング剤と、カールを最大限に活かすセット方法をご紹介します。

パーマヘアにおすすめのスタイリング剤

パーマヘアに最適なスタイリング剤は、「ムース(フォーム)」と「ヘアミルク(ヘアクリーム)」です。ムースは水分量が多いため、パーマのカールを復活させる力が強く、ウェットな質感を出したいときに最適。軽い仕上がりが好きな方や、細い髪質の方に特におすすめです。

ヘアミルクやヘアクリームは、保湿力が高く、しっとりとしたカールを演出してくれます。ダメージが気になる方や、パサつきやすい方にはこちらがおすすめ。ヘアオイルは、つけすぎるとカールが重みで伸びてしまうことがあるので、毛先に少量だけ使うのがコツです。ワックスは固すぎるものだとカールの自然な動きを妨げてしまうので、ソフトタイプを選ぶようにしましょう。

スタイリング剤を選ぶ際に迷ったら、担当の美容師に相談するのが一番確実です。髪質やパーマの種類、なりたい雰囲気によって、最適なスタイリング剤は変わってきます。UNBIRTHDAYでは、施術後にお客さまに合ったスタイリング剤の使い方もお伝えしていますので、遠慮なく聞いてくださいね。

朝のスタイリング手順

朝起きてカールが弱くなっていると感じたら、まず髪全体を霧吹きで濡らしましょう。パーマは水分を含むとカールが戻る性質があります。水ではなく、少しぬるめのお湯を使うとさらに効果的です。しっかりカールを出したいときは、洗面台で毛先だけお湯につけるのもおすすめの方法です。

髪を濡らしたら、タオルで軽く水分を取り、スタイリング剤を揉み込みます。このとき、「下から上に向かって握る」ようにつけるのがポイント。髪を上に持ち上げながらクシュクシュと揉み込むことで、カールがしっかりと出てきます。スタイリング剤をつけた後は、弱風のドライヤーで下から風を当てながら乾かすと、ふんわりとしたカールに仕上がりますよ。

最後に、全体のバランスを見ながら、気になる部分だけ手直しすれば完成です。ブラシで梳かすとカールが伸びてしまうので、パーマヘアのスタイリングは基本的に「手ぐし」で整えることを意識してくださいね。

睡眠時のケアと日常生活で気をつけたいこと

パーマのケアは、お風呂やスタイリングの時間だけではありません。睡眠中や日常のちょっとした習慣も、カールの持ちに影響を与えます。最後に、生活の中で気をつけたいポイントをまとめました。

枕との摩擦を防ぐ寝るときの工夫

就寝時は、髪と枕の摩擦が意外と大きなダメージ源になります。寝返りのたびに髪がこすれ、カールが潰れたり、絡まりやすくなったりします。これを防ぐために、シルクやサテン素材の枕カバーを使うのがおすすめです。滑りが良い素材なので、摩擦を大幅に軽減できます。

また、髪を上にまとめてゆるく結んで寝る方法も効果的です。シュシュやシルクのヘアゴムで、頭のてっぺんにふんわりとお団子を作ると、カールが潰れにくくなります。きつく結ぶと逆に跡がついてしまうので、「落ちない程度にゆるく」がポイントです。ナイトキャップを活用するのも良い方法ですよ。

紫外線・乾燥対策も忘れずに

紫外線は、髪のタンパク質を破壊し、パーマの結合を弱める原因になります。肌の紫外線対策は意識していても、髪の紫外線対策は忘れがちという方も多いのではないでしょうか。特に春から夏にかけては、帽子をかぶったり、UVカット効果のあるヘアスプレーやトリートメントを使ったりして、髪を紫外線から守りましょう。日傘も髪を守る有効な手段のひとつです。

また、エアコンの効いた室内は空気が乾燥しやすく、髪の水分が奪われてパサつきの原因になります。パサついた髪はカールの形がきれいに出にくくなるため、日中もヘアミストやヘアオイルでこまめに保湿することが大切です。デスクワークの多い方は、小さなヘアミストを一つ持ち歩くと便利ですよ。

定期的なサロンケアでパーマを長持ちさせよう

ホームケアに加えて、月に1回程度のサロントリートメントもパーマの持ちを良くする効果があります。サロンで使用するトリートメントは、市販のものよりも浸透力が高く、髪内部のダメージを集中的に補修できます。特に、パーマの施術から1ヶ月後くらいのタイミングで一度トリートメントを受けると、カールの美しさがぐんと復活しますよ。

UNBIRTHDAYでは、パーマヘアの方向けのトリートメントメニューもご用意しています。髪の状態を見ながら、最適なケアをご提案させていただきますので、「最近パーマが弱くなってきたかな」と感じたら、ぜひお気軽にご来店くださいね。また、次のパーマをかけるタイミングについても、前回のパーマの残り具合や髪のコンディションを見ながらアドバイスさせていただきます。無理にパーマを重ねるのではなく、髪の状態に合わせた施術計画を立てることが、長期的にパーマを楽しむ秘訣です。

まとめ|正しいケアでパーマをもっと楽しもう

今回は、パーマの持ちを良くするためのホームケア方法を詳しくご紹介しました。最後に、特に大切なポイントをおさらいしましょう。

・パーマ当日はシャンプーを控え、48時間は優しく扱う
・アミノ酸系シャンプーを選び、毛先はこすらず泡で包むように洗う
・タオルドライは「ポンポン押し当て」、ドライヤーは中温で根元から乾かす
・仕上げの冷風でカールを固定する
・スタイリングはムースやヘアミルクを下から揉み込む
・シルクの枕カバーやゆるいまとめ髪で睡眠中の摩擦を防ぐ
・紫外線と乾燥対策でカールの美しさをキープする

どれも難しいことではなく、今日から始められるものばかりです。一つひとつの小さな習慣の積み重ねが、パーマの持ちを大きく左右します。ぜひ今日のシャンプーから、意識してみてくださいね。

パーマのことでお悩みがあれば、いつでもUNBIRTHDAYにご相談ください。あなたの髪質やライフスタイルに合わせた、最適なアドバイスをさせていただきます。サロン帰りのような素敵なカールを、毎日楽しんでいただけたら嬉しいです。

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📚 日本毛髪科学協会
📚 厚生労働省 理容師美容師試験研修センター

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